ついにやってきました。リトル・キャロルのクリスマスコンサート。
メンバーは11時にホール集合。まずは舞台に立ち振り付けを
して下さった方、本日の舞台監督の方にお手伝いして頂きながら
立ち位置の確認。
舞台に立っている私たちは「こんなに素的な舞台で歌えるなんて
幸せだねー」とうっとり。天井が高く上を見上げてみると吸い込ま
れる感覚になるんです・・・。それほど天井が高いのです。
衣装を着てのリハーサルを済ませてみると、開演時間まであと30分。
時間が経つのは早い。急いで楽屋に戻り最終チェック。そして着替え
下手待機。メンバーはお互いに頑張れ。と声をかけあい、最後には
「楽しんで歌おうね、そうすればこの想いはきっとお客様に伝わる」
これって素敵な事ですよね。私はそう思いました。ただ歌うだけでは
なく、歌っている私たちがコンサートを楽しみ、そして聴きに来て下さっ
た方にその想いが届いて・・・。と願いながら歌う。
大好きな歌に願いを込めて・・・と。
16日のタワレコライブ後に、どんな気持ちで歌を歌っているか発表する
時間を設けました。「N児時代に○○ちゃんとケンカした事を思い出す
な〜」「大好きなリトル・キャロルのメンバーとうたえるのがすごく幸せ」
など、日ごろ口にして伝える事のない気持ちを話しました。「クリスマスと
いう幸せな時間をあの人に伝えたい。届けばいいと思う」、「仕事では
見せない自分の姿を見て欲しい」・・・。話しを聞いてみると思っている事
はみんな同じなんです。歌が本当に好きなんです。
そんな気持ちを心にひめてメンバーひとり一人が舞台に向かいました。
1部アカペラ。クリスマスソングを始めリトル・キャロルの定番とも言える
歌をお届しました。
指揮者のいない私たちは呼吸を合わせて歌い出します。
聖フランシスの祈りが終わりお客様にご挨拶をし袖に戻ります。
戻ったとたん「早い、絶対早い。」あんなにドキドキしていたのに、一度
舞台に立ってしまうと、時間が経つのが早く感じるのですね。
2部はポーラエクスプレスメドレーから始まり、私たちがN児時代より歌ってきたうたも演奏しました。
“クリスマス”は演奏会で何度も歌っているけれど、5番まである歌詞を考えながら歌うと今までとは違った歌に聞こえてきます。
そして、振りにも思いを込めます。「ねぇ神様、ねぇ神様・・・」と願うのです。
歌っている途中メンバーを見てみると、練習では見せない笑顔を見せてくれ
ました。心からうたを楽しんでいる幸せそうな笑顔。私も一緒にうたっていて
幸せな気分になります。もしかして、この笑顔がお客様に届くのかな?。と
考えながら。
私たちの気持ちがこもった“white night”が2部の幕を閉じてくれます。
世界中の人が幸せになりますように・・・
たくさんの拍手を頂き、何度もご挨拶をし袖に向かいます。
そしてTシャツに着替えアンコール。Tシャツ前と後ろ間違えていないか確認し
舞台袖に待機。最後の2曲楽しんでね!!っと見送られ舞台に向かいます。
リズム・オブ・ライフで私たちのクリスマスコンサートは幕を閉じました。
多くの方に支えられ無事に終わることのできたクリスマスコンサート。
みなさんと同じ時間を過ごすことが出来、非常に嬉しく思います。
私たちの一足早いクリスマスの時間はどうでしたでしょうか・・・?
少しでもみなさんが幸せの時間を感じて下さったのなら嬉しいです。
素敵なクリスマスを・・・
Saki