LITTLE CAROL

Blog

[2011/09/10]歌でつながる心

こんにちは、リトルキャロル4年目、社会人2年目のSです♪
わたしはこの間、土日を利用して宮城県気仙沼へ行き、東日本大震災復興支援のボランティアに参加させていただきました!
金曜の夜遅くに東京を出て、朝6:30に気仙沼に着きました。
そして9時から活動!
私は、仮設住宅でのかき氷と足湯の提供に参加させていただきました。
仮設住宅は非難所とは違い、プライバシーはある程度守られるものの、立地が悪く買い物や通院に不便だったり、色んな非難所から人が移住しているため、知らない人ばかり、結果みんな外に出ず引きこもってしまうという問題があります。
阪神大震災でも仮設住宅住民の孤独死が問題になったとのこと。
それを防ぐため、仮設住宅の集会所でかき氷と足湯の提供を行うことで、住民の皆さんが交流できる場所を提供させていただくのです。
午前の仮設住宅では、一人のおばあちゃんが津波で家族を失った体験を話してくださいました。
とても悲しいお話でした。
私はお話を聞いていただけなのに、一度帰られた後、「ありがとう」と言ってお菓子を持ってきてくださいました。
午後の仮設住宅は子供がいっぱい!
みんな私達ボランティアを見つけると笑顔で飛びついてきました。
普段出せないものをふんだんに発散するように、とてもエキサイトしていて、皆とても無邪気でかわいく、私も一緒になって楽しく遊びました♪
集会所に集まった方々の中にはそんな子供たちを見て、「孫に会えたようだ」と呟く方もおり、うれしく思うと同時に心が痛みました。
全く知らない人同士が一つになること。
難しいことだけど、歌はそれを可能にするのではないでしょうか。
同じ歌を皆で歌うととても親近感がわいて、心が一つになりますよね。
合唱団現役時代のヨーロッパ演奏旅行では、フランスの合唱団の子供達と「蛍の光(Auld Lang Syne)」を共に、肩を組んで合唱し、心を通わすことができました。
そんなお手伝いをいつかリトルキャロルでできたらと個人的に思っています。
被災地の状況はブラウン管を通してではなく、自分の眼で見ることが重要です。
どこか他人事だった私も、一度訪れると、復興への願いはより強くなりました。
今後も私にできることを考え、積極的に行動していこうと思います!
リトルキャロルのメンバーで歌える幸せを噛み締め、練習頑張ります♪♪
S.I.

Blog一覧に戻る