LITTLE CAROL

Blog

[2026/11/08]【30周年企画】リトルキャロルとわたし #13

【リトル歴30年 / S.K】

「リトル2026」


友人に誘われて入ったリトルキャロル。3人の娘を育てながら、フルタイムで仕事を続けてきた私にとって、歌う時間は、日々の忙しさを離れて自分に戻れる大切なひとときでした。

仕事や家庭で心が曇るときも、N児時代に歌った「こころ天気になあれ」のように、歌は疲れた心に栄養ドリンクを注いでくれる、かけがえのない存在でした。

出産や子どもの学校の都合でお休みした時期もありましたが、やっぱりリトルの歌声が好きで、また戻ってきてしまいます。

長く歌い続けてきて感じるのは、同じ曲でも、自分の年齢や立場によって見える景色が変わるということです。

今回演奏する「ポーラー・エクスプレス」も、そんな一曲です。

初めて演奏した頃、私は20代。列車に飛び乗る子どもたちのように、クリスマスに向かって胸を弾ませ、ワクワクしながら歌っていました。

そして今年。子どもたちも一緒に歌う舞台になり、今度はその成長を見守る気持ちが加わっています。かつては自分自身が感じていたクリスマスのときめきを、今は子どもたちがこれから先も当たり前に楽しめる未来であってほしいと願いながら歌っています。

そんな世代や立場の違いは、歌声だけでなく、振り付けや音楽のアレンジにも表れています。子どもたちの目線で感じる冒険のワクワク感と、大人だからこそ感じる温かさや見守る気持ち。
それぞれが重なり合って生まれる舞台の奥行きも、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

同じ曲でも、時を重ねることで違った表情が生まれる。長く歌い続けてきたからこその発見を大切に、今年も心を込めて歌いたいと思います。

(編集より)
前回に続き、リトルの初期を支えてきた世代のひとりである S.K。
長い歴史を知る先輩でありながら、いつも自然体で、みんなの目が行き届かないところにもそっと寄り添い、さりげなく手を差し伸べてくれます。
そんな優しく柔らかな存在に、気づかないうちに何度も救われてきたメンバーは、きっと私だけではないはずです。

Blog一覧に戻る