LITTLE CAROL

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[2019/11/23]Bohemian Rhapsody

今年の紀尾井ホールの公演では、Queenを演奏します。
中島剛さん、菊池亮太さんの2台ピアノでの伴奏、ラッキィ池田先生、彩木エリ先生によるステージング、という、本当に贅沢な環境で歌わせていただいています。
本番が近づき、改めて、2018年に公開された「Bohemian Rhapsody」の映画を観ました。
いま、ラッキィ先生と彩木先生が作ってくださった振り付けの意味を、改めて理解し、しっかり表現しなければ!と感じています。
「Bohemian Rhapsody」の映画は、フレディ・マーキュリーが「自分のコンプレックスと向き合い」「本当に愛すべきは誰か」を探す物語だと言われています。
「Bohemian Rhapsody」
1曲目で演奏する、私たちにとって思い入れのある曲ですが、この曲はフレディにとって、特に思いの強い1曲であることを映画を通して知りました。
この曲は、ん?なんだろう?と一瞬意味が分からない曲ですが、曲のはじめに出てくる「Mama,just killed a man,(僕は人を殺してしまった)」という歌い出し部分は、自らに対する様々なコンプレックスから過去の自分を捨てて(殺して)、音楽の道に進み始めるというフレディ本人のことを歌っているという説があることを知り、そう理解すると、この歌全体の世界観を感じやすくなりました。
(あくまでも個人的な解釈です!)
フレディは長い放浪の果てに、一度は捨てたバンドという大切な存在に気づくことができたり、恋人、そして本当の自分を受け入れてくれた家族という居場所を見つけて生涯を終えました。
私たちも、リトルキャロルの大切な仲間、いつも支えてくれている家族のありがたみを忘れずに、楽しく本番を迎えたいと思います。
Queenファンの方は沢山いらっしゃると思います!
2台ピアノ、とーっても素敵です(あ、私たちの演奏も!)。
演奏会のご案内は こちら
聴きに来てくださる皆様、一緒に楽しみましょう!
Y.T

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